教育基本法第10条と宿題 長野市で思考力を育てるしょうざん教室
教育基本法(家庭教育)
第10条 父母その他の保護者は,子の教育について第一義的責任を有するものであって,生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに,自立心を育成し,心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。
2 国及び地方公共団体は,家庭教育の自主性を尊重しつつ,保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。
日本の教育の法律では上記のように定めています。
子育てにおいて
「自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする」
と記されてはいるのですが、実際のところはどうでしょう。
皆さんのお子さんは、毎日言われたことを言われた通りにしないと
叱られるような環境で育っていませんか?
例えば毎日の宿題とか。
嫌々やらされていませんか?
本当にやっている内容を深い所まで理解してやっていますか?
ただ量を早くこなす作業になっていませんか?
やる方も、やらされる方もイライラしてませんか?
夜中まで泣きながらやらされていませんか?
こんなに毎日毎日やっているのに、本当に賢くなっていますか?
私から見ると、これらの問題がとても目に余り
とてもではありませんが、
現代の子どもたちが心身の調和のとれた発達をしているとは思えません。
少なくとも普段から笑顔の無い子はかなりマズイと思います。
言われた通りにこなすだけの作業は「学ぶこと」ではありません。
こんな作業で作られた脳をもって
果たしてその後の社会で自立して生きていけるのでしょうか?
また法律では、学校が家庭教育の自主性を尊重すると書かれていますが、
それを受け入れようとしない先生もいます。
宿題のデメリットも考慮せずに
皆に同じことをやらせることに最良の価値を置いている先生です。
こういう先生も、ある意味日本的教育の被害者なのでしょうが…
そんな先生でも、せめて教育基本法第10条の意味は理解していただきたい。
そして弊害の方がはるかに大きい宿題を
強制的にやらせることの危険性に気づいていただきたい。
一方で保護者の方も自主性のある教育理念を持つことが大事です。
つまり保護者ごとの子育て哲学です。
もしなければ勉強して、これだと思うものを確立してください。
そうでないと、教育基本法のような本質的なことも分からずに
学校の先生が行うことがすべて正しいと思いこんだり
間違った情報に沿って子育てをしてしまう恐れがあります。
こと教育においては、日本は30年遅れていると言われているのに…
日本ではみんな当たり前にやってるような宿題でも
教育先進国と言われる国々から見ると
「そんなこと子供にやらせてしまっていいの?」
「それでその子は将来幸せになれるの?」
「何のためにそんなことやってるの?」 というような質問攻めにあうと思いますよ。 全ての正解は目の前の子供を見ていればわかるはずです。
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