計算ドリル(プリント)の弊害 長野市で思考力を育てるしょうざん教室
このしょうざん教室の目的は
テストで高得点を目指すとか
偏差値の高い学校を目指すとか
ではありません。
生涯にわたって人生を楽しむために最も必要な能力の一つである
「思考力」を育てることを目的とした教室です。
ただ結果的に思考力が育っていれば、
近年の文章問題を主体とした入試問題などにはとても有利だよね
というのは間違いありません。
例えばこの春に行われた長野県高校入試の問題において
数学だけを見たところで
そこにあるのは、計算問題なんてほんの2~3問で、
95%以上が文章問題です。
おそらく小学生の保護者のほとんどがこの事実を知らないでしょう。
そして勘のいい方はお気づきかもしれませんが、
今の小学生、計算問題ばかりやっています。
学校でやって、宿題でやって、更に塾でもやる子がいます。
毎日、毎日、ドリル→プリント→ドリル→プリント→・・・・
この5%以下のために、最も大切な小学6年間をひたすら計算問題に費やしています。
で、その結果中学生になって文章問題がチンプンカンプンになる子が
70%以上になってしまうのです。
それは読解力や思考力を育てる方法を知らない上に、
計算問題をたくさんやれば、いずれ文章問題も解けるようになる
と勘違いしている人がほとんどだからです。
小学校の先生でもそう思っている方がかなりいると思います。
文章を正しく読み取って
創意工夫によって答えを導き出す思考力を育てるには
現代では5歳くらいから意識する必要があるでしょう。
(5歳までは安心感の中で心を育てる必要がありますが…)
ただこれは5歳から机の上でお勉強を始めるということではありません。
思考力の素となる原体験を増やしていく、
つまり外(自然の中)で様々な遊び体験をする必要があるのです。
もちろん大切なことはこれだけではありませんが、
特にこの外遊びが圧倒的に今の子どもたちに足りていません。
思考力が育たず、文章問題が苦手な子供が増えまくった
一番の原因です。
どうか5歳までにゲーム・テレビ。・スマホなどに触れさせずに
5歳以降も外遊びの習慣を主軸に、多くの体験をさせてあげてください。
最も確実な方法です。
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