成長の順番
人間は生まれてから12歳くらいまでが最も成長の度合いが大きいとされます。
またその期間は人間のベースの部分を育てるという意味でとても重要であると同時に、注力して育てるポイントが年齢ごとに違います。
ざっくりいうと
0~5歳までは「心」を育て
6~12歳までは「頭」を育て
12歳~18歳は「体」を育てます。
個人差はありますが、この順番を意識して子育てすれば、それほど大きな問題は起きないと思います。
逆にこの順番を無視すると、育つべき時に育つはずのところが育たないまま成長してしまい、後々大きな問題を引き起こす原因となります。
例えば、学歴社会という言葉が広まった時代から「知育教育」というものが流行り始め、幼いころから「頭」を育てようと焦ってしまう親。
子供とは体力的には弱くて当然なのに、病気や怪我をしては困るとばかりに、運動系の習い事をさせて、無理に「体」を育てようとする親。
こういった親が本質を見失い、焦りから余計なことをさせてしまうことに一番の問題がありますが、その親をターゲットにして不安を煽る習い事の教室にも問題がないとは言えません。
いずれにしても、良かれと思ってやったことが子供につらい思いをさせてしまい、育つべきものが育たず、結果的に親子の確執を生む原因となってしまった家庭は少なくないと思います。
そうなってしまった親子を、私は実際にたくさん見てきました。
この子育ての順番の原則はとても重要なことなので、次回から「心」「頭」「体」の順番でポイントをお話ししていこうと思います。
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