遊びと娯楽

query_builder 2021/06/25
ブログ
文章問題 思考力 小学生

遊びと娯楽は似て非なるものです。

 

特に子供にとっては、テレビを見たりゲームをするのは娯楽であっても、

健全な意味合いでの遊びではありません。

 

子供がしなければならない遊びとは

自然の中で五感で味わいながらキャンプをしたり

外で友達と集まって、鬼ごっこなどの群れ遊びをしたり

家の中でも、一人で黙々と工作をしたり

というようなことであり

これらは心と体のリフレッシュの意味合いもありますが、

何よりも脳の発達に欠かすことのできない

「原体験」ができる、

どちらかというと学習に近い意味合いが強いです。

 

しかし残念なことに

こういった遊びをする子が少なくなってしまいました。

さらには周りの大人も

机に向かってやる勉強が

学習だと思い込んでる人が大勢います。

 

これは本当にマズイことで

小学校で習う勉強や

机の上で行う勉強は

上記で述べたような遊びの体験があって

初めて意味をなし、深い理解を伴うものなのです。

 

お手伝いなどもそうですが

そういうベースの体験がない子が

教科書から学ぶことを深く理解できるわけがありません。

一見分かっているような子でも

単に丸暗記してるだけのことが多く

少し言葉尻が変わったような応用問題になると

途端に分からなくなります。


小学校の算数で言えば

2倍や半分の数や量を体験したことがない子が

九九をただ覚えても何の意味もありませんし、

1パックにたくさん入っているイチゴを

家族で同じ数ずつ分けたことのない子が

割り算や分数を使いこなせるようにはならないでしょう。

 

このように小学生の学習の本質は

実体験が先で、机上の勉強は後です。

そしてその実体験とは遊びとお手伝いが

最も適しています。

テレビやゲームの娯楽ではその実体験はできません。

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