子供は天使
昼間、市役所にちょっと用事があって
炎天下の暑い中、車のエアコン効かせて行ってきました。
市役所の駐車場の隣には広い芝生の敷地があって
そこには近くの保育園の園児たちと思われる15~6人の子と先生が
暑い中でも元気にはしゃぎ回っていました。
みんなニコニコ楽しそうで
さっきまで暑さでダルそうにしていた私ですが、
いつの間にか私も楽しい気分になって
笑顔になれました。
もう本当に子供は天の神様の使いなんじゃないかと
本気で思ってしまうほど子供たちがキラキラしていたんです。
でも、いまの小学生の現状を少なからず知っている私は
次の瞬間、
「この子供たちの笑顔がずっと続けばいいのにな…」
と願うような気持になりました。
数年後にこの子たちが小学校に行き始めると
何人かはこの笑顔を少しずつ失っていくかもしれません。
それはわれわれ大人が作り上げた環境が
そうしてしまうことを 私は知っています。
せめて子供の近くにいる親と小学校の先生は
子供が笑わなくなってしまうことが
どれほど重い罪であるかをわかってほしいのです。
どんなに計算が早くできようが
どんなに漢字をたくさん書けようが
どんなに英単語を知ってようが
どんなにスポーツが得意であろうが
その笑顔をなくしてまで得ようとするものに
価値なんかありません。
ついつい子育て・教育に力が入ってしまうのは
私も同じ親としてわかるのですが
職業柄、たくさんの家庭を客観的にみていると
とくに子育てを任されているお母さんが力みやすい感じがします。
わが子がどういう大人に育ってほしいのか
という思いに対して
自分のそれまでの培ってきた人生の経験や価値観をもとに
「こうあるべきだ」というイメージが強すぎて
子供は自分とは違う人間
という当然のことを忘れてしまっています。
自分がこれまで順風満帆な人生を歩んでいたならば
わが子も同じ道なら間違いない
と思ったり
自分のこれまでの人生での失敗や苦労をたくさん経験したなら
わが子にだけはそうなってほしくない
と思っていたら
本当に要注意です。
話を戻しますが
本当に、子供は天使だと思うんです。
私も親のエゴに駆られるときもありますが
そんな時はこう思うようにしています。
「この子は神様が私に少しの間預けてくれた天使なんだ。
いずれまた返さなきゃいけないから
良かれと思っても、私のエゴで汚して
笑顔をなくしたまま返すわけにはいかない」
そこで、わが子が汚れててしまったかどうかの基準は
何をするにしても
「あ~楽しかった~!」と言いながら
子供の「笑顔」が見れたかどうかです。
もし過って余計なことをさせてしまったがために
子供が笑顔をなくしてしまったことに気づいたら
素直に謝って
汚してしまった原因を、一度きれいにしてあげましょう。
子供のうちは
勉強でも
遊びでも
スポーツでも
習い事でも
笑顔をなくしてまでやることに
価値などありません。
良かれと思ってやらせていたことでも
嫌々やっていたり
泣きながらやっていたら
やり方が悪いか
そこに取り組むまでの環境ができていなかったか
その子にはさせるべきではなかったかもしれません。
どう対処していいかわからないけらば
ひとりで悩まずに
サラっと誰かに相談しましょう。
もちろんわたしの教室でもご相談お受けしますよ。
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